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6月一般質問:中江美和

【令和5年度6月定例会】

1件目:学校給食の無償化と給食会計の公会計化を問う

昨年6月定例会で、学校給食の無償化について同様の一般質問をおこない、その際の市及び、市教委の答弁は

、「無償化を実施する場合の課題等について整理を行っている」との答弁でした。1年が経過し、学校給食を取り巻く

環境は大きく変化しており、東京23区では今年の4月現在で、8区が何らかの学校給食無償化の施策を実施し、5区

が実施に向けた検討中とのことです。多摩地域においても狛江市が第3子の無償化を実施しました。そこで、市長公

約の87の政策に「小・中学校の給食無償化を検討します。」と掲げていることから、市長及び、新しく就任した教育長

のリーダーシップで多摩地域において、先陣を切って、学校給食無償化を進めるべきと考え質問しました。しかし、市

長公約に掲げているものの答弁は、「他の自治体の導入事例の情報収集や課題整理を行って」とのことで昨年の答弁

と変わりはありませんでした。現時点で給食無償化を実施すると、物価高の影響もあることから8億円かかるとのことで

す。昨年度と比較してもさらに1億円アップしていることが明らかになりました。私は、今回は狛江市を参考に、第三子

以降と、中学校の無償化を提案しました。さらに、給食の無償化については、市長任期中である、来年度予算に計上

するべき。そして、給食の無償化については、実現に向けて、市長任期中に、何らかの方針を出すということを指摘し

たことから、市長任期中の動向に注視していきます。また、学校給食会計の公会計化については全く検討もしていな

い状況ということなので、今から導入に向けて準備はするべきと、提言しました。


2件目:自転車用ヘルメット購入補助と高齢運転免許自主返納者への支援をすべき

本年4月1日より、道路交通法の改正によって自転車を運転する全ての年齢でヘルメット着用が努力義務となりまし

た。法改正からこの間、多くの自治体が自転車用ヘルメットの購入に要する費用の一部を補助しています。また、最近

、高齢者の運転の事故が各地で相次ぎ、社会問題となっています。平成29年に道路交通法が改正され、75歳以上

は3年ごとの免許更新時に認知機能検査を受け、認知症のおそれがあると判断された場合は医師の診断が義務化と

なりました。また、警察庁や、自治体においては高齢者に免許の自主返納を呼びかけており、公共交通機関の割引が

受けられるなどの優待や、サポートの実施をしています。選挙戦を通じて多くの市民の方から要望を頂きましたことから

、高齢化時代の安心安全なまちづくりを目指すために質問しました。自転車用ヘルメット購入補助については既に13

市が6月議会定例会で補正予算を出していることから、小平市は遅れをとっていることから、6月最終日に補正予算を

出すべきと提言しました。また、小平市は免許返納後の優待(買物券や図書券等の配布)や、移動サポート(にじバス

や、コミュニティタクシーの無料乗車券、タクシー券等の配布)等について実施するべきと提言しましたが、「考えていな

い」との答弁でした。この件については、府中市が実施している、誰もが利用できる交通系のICカードを交付するのも

手法の一つだと考え提言したこと、返納後の移動手段で困られている高齢者の方から多くのご要望を頂いたことから、

引き続き、あらゆる場面で提言していきます。

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